ご入居者様はもちろん、スタッフも明るく過ごせるホームに
私は入社10年ほどで、介護スタッフとして経験を積んだ後、ホームの生活相談員を経験しました。
生活相談員はご入居者様ご本人やご家族様が抱えるお悩みをお伺いし、ホームで快適な生活が送れるようサポートする役割です。
入社3年くらい経った頃からは、いくつかのホームを異動しつつ、2023年1月からチャーム光が丘のホーム長として活動しています。
ご家族様からは、「スタッフの皆さんのおかげで、母も楽しく過ごしています」とか、「安心して生活できている様子が見られて嬉しい」とのお話をよくしていただきます。
私自身、ご入居者様ご本人から「ホーム長からも◯◯さん(スタッフ)にお礼を言っておいてね」と言っていただけることもあり、ご満足いただけていることを実感しているんです。
他社でもたくさんの介護施設や老人ホームがある中で、ご入居者様に選んでいただけるホームにしていくためには、何よりもご入居者様のご様子やスタッフの雰囲気などが重要だと思っています。
綺麗さや立地などの施設のハード面も大切ですが、それよりも「人」というソフト面を充実させたいですね。
私自身、介護に対して熱い気持ちを持っているタイプの人間でして、熱意がある方と一緒に働きたいと思っています。
介護の仕事をしていると理想と現実のギャップは誰もが感じてしまうものです。
そのような中で、経験者・未経験者関係なく、「ご入居者様にこうしてさしあげたい」「こういうホームにしていきたい」などの気持ちをどれだけ強く持っていられるかが大切です。
思い描いていた理想を捨てるのではなくて、現実は現実として受け止めつつも、理想と現実の乖離をどこまで小さくしていけるかがポイントです。
入社当初に思い描いた、みなさんの理想を忘れずに働いてほしいですね。
また、介護業界では、ご入居者様と長い時間を過ごす中で、サービス業であるという感覚が薄れてしまうことがよくあります。
例えば、ご入居者様のお部屋をノックするのを忘れて入ってしまったり、親密になりすぎるがあまり、ついつい馴れ馴れしい口調でお話してしまったり。
あくまでもホームはご入居者様の生活の場所で、私たちはその生活がより楽しく快適になるようにお手伝いをしている立場だという意識を、働く上で常に持ち続けてほしいですね。
これからも一人ひとりのスタッフがお互いを補い合えるチームにしていきたいと考えています。
完璧な人間は1人もいませんので、それぞれ苦手があるのは当たり前です。
欠けている部分があるなら、それぞれの得意分野で補い合い、チームで1つの「丸」を作りあげていくイメージですね。
スタッフに何かお願いするときは、「できないこと」に目を向けるよりも「できること」や「やりたいこと」を尊重するように意識しているんです。その方がモチベーションアップにもつながりますよね。
また、一緒に働くスタッフの方には失敗を恐れずに行動してもらいたいです。
やってみて失敗したっていいんです。失敗したなら他のことを試すという姿勢で、様々なことに挑戦した方が成長すると考えています。
私自身、これまでたくさん失敗をしてきました(笑)。
チャームケアには、失敗をしたからといって責めるような人はいませんし、チャレンジを応援してくれる社風なので安心してください。
失敗を責めるよりも、「失敗がなぜ起きてしまったか」を考えることが大切です。
何か失敗が起きてしまったということは、当事者だけではなく周りの人にも起こりうることですよね。
チーム全体として「繰り返さないために今後どうするべきか」を考えることも重要です。
今後は、スタッフ自身が仕事を楽しんで良い雰囲気を作り上げ、ご入居者様に快適に安心して過ごしていただける環境にしていきたいです。
うまく相乗効果を生み出していければいいですね。
また、ホームはみんなで作り上げるもので、ホーム長の私一人だけの力では何もできません。
チーム作りや介護への想いに共感いただける方と一緒に、今後もよりよいホームを作り上げていきたいです。